みんなのSumi-eブログ

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オランダより

こんにちは。オランダ教室の花香(カコウ)です。
今月から、地元の学校で数回に渡り水墨画の短期レッスンを
させて頂くことになりました。
土曜日に開講される社会人講座なので、
参加者は、学生、学校関係者、一般市民と年齢層も様々。
皆さん水墨画は初めてのようです。
去年からオランダで水墨画のワークショップをやっていますが、
兎に角、参加者の熱心さには感心させられます。
まず、隣の人などとおしゃべりをする人はほとんど皆無です。
ワークショップはいつも2時間半でやっていますが、
小筆を使う時を除き、2時間半立ちっぱなしで
ひたすら描く人がやたらと多いです。
結局座っているのは私だけってことも多々あります。
また、途中で休憩タイムを入れようと、お茶を出すのですが、
そのお茶を左手で持って飲みながら、結局休まず描いています。
第一、トイレ休憩に行く人さえいません。
ワークショップでトイレ休憩を取った参加者は過去一人だけでしょうか。
そして、これはどうやらオランダ人の合理性から来ているらしいです。
オランダ人の合理主義は徹底していて、
例えば、オランダは住民の半数以上が外国人(移民)ですが、
これも、「若い移民の労働力を積極的に利用して、他のEU列強国に
対抗できるなら移民を受け入れたっていいじゃない」と割り切ってのこと。
そして水墨画などのワークショップに関しても、
「お金を出したからには、出した分或いはそれ以上のものを必ず手に入れる!」
という合理主義が根底にあります。
そして、この合理主義ともかぶると思いますが、
そもそもワークショップの立ち位置自体が、
日本と違うのだという気がします。
日本は習いごと教室が、百花繚乱。
ありとあらゆる種類の習いごと教室が至る所にあり、
容易に参加することが出来るという恵まれた環境にあります。
そして参加する理由は、
「お金を払って、技術を買う」というものから、
「おしゃべりをして日常生活のストレスを発散させる場が欲しい」、
「知り合いが周りに居ないので、気の合う茶飲み友だちを作りたい」
など人それぞれだと思いますが、
どちらというと、「(自分の興味の有る分野で)余暇時間を充実させたい」
という方が多い気がします。
一方、オランダでは、「お金を払って、技術を買う」、
これだけです(笑)。
もともと習いごと教室の数自体が、日本に比べて圧倒的に少なく、
「サロン」的なものが市民権を保つに至っていないのか、
そもそも「サロン」を必要としていないから、
習いごと教室が少ないのか、よく分かりませんが、
日本は色々な意味で豊かな国だなと思います。








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